指の第二関節が痛い…調べたら「ブシャール結節」かも?私の体験とセルフケアまとめ

最近、指の第二関節(PIP関節)がなんとなく痛い…。 それにゴツゴツ感というか、むくむくする感じまで出てきました。 気になって調べてみると、どうやら「ブシャール結節」というものに似ている気がします。 同じように悩んでいる方もいるのではないかと思い、私の体験や調べたこと、自宅でできる工夫をまとめてみます。

手の第二関節(PIP関節)の位置イメージ 爪から遠い方の関節です
図:第二関節(PIP関節)の位置(爪から遠い方の関節です)

ブシャール結節とは?

ブシャール結節は、指の第二関節(PIP関節)にできる硬いふくらみのことです。 原因として多いのは変形性関節症で、軟骨がすり減ったり骨に変化が起きることで現れます。

  • 第二関節がゴツゴツして太く見える
  • 動かすと痛みやこわばりがある
  • 進むと痛みは落ち着くものの、動かしづらさが残ることもある

ヘバーデン結節との違い

よく似た症状にヘバーデン結節があります。 違いを一番簡単にいうと、どの関節に出るかです。

項目 ブシャール結節 ヘバーデン結節
部位 第二関節(PIP):指の真ん中の関節 第一関節(DIP):指先の関節
見た目 真ん中がゴツゴツと太く見える 指先寄りがゴツゴツと太く見える
背景 変形性関節症による骨・軟骨の変化 同じく変形性関節症が背景

自宅でできるセルフケア

私自身が意識している工夫をまとめます。痛みが強いときは無理をせず休むことも大切です。

1)指に負担をかけすぎない

  • 重い荷物は指先でつままず手のひら全体で持つ
  • 固いフタは道具を使って開ける
  • 細かい作業はこまめに休憩を入れる

2)温めて血流をよくする

  • 40℃くらいのお湯で手浴を5〜10分(入浴中に動かすのも◎)
  • 蒸しタオルや温湿布で関節まわりを温める
  • 冷えやすい人は手袋などで日中も保温

3)やさしい体操

  1. グーパー運動:ゆっくり握ってゆっくり開くを10回ほど
  2. テーブル伸ばし:机に手を置き、指をそっと伸ばして10秒キープ
  3. やわらかボール握り:柔らかいボールやスポンジを軽く握る

4)サポーター・テーピング

作業のときだけ薄手のサポーターをつけると関節が安定して楽になりそうな気がします。

気をつけたい食生活と栄養素

食事で直接治るわけではありませんが、炎症を抑えたり関節を支える栄養はとても大事だと思っています。

  • オメガ3脂肪酸(EPA・DHA):サバ・イワシ・アマニ油など → 炎症を和らげる
  • ビタミンC・E:柑橘類、パプリカ、ナッツなど → 抗酸化作用で関節を守る
  • カルシウム・ビタミンD:乳製品、魚、きのこ類 → 骨の強さを支える
  • たんぱく質:肉・魚・大豆・卵 → 軟骨やコラーゲンの材料になる

一方で、糖分や加工食品、揚げ物のとりすぎは炎症を悪化させやすいので注意しています。 👉 関節を支えるビタミンCについては ビタミンCと健康・関節ケア でもまとめています。

まとめ

指の第二関節がゴツゴツするのはブシャール結節のサインかもしれません。 第一関節ならヘバーデン結節の可能性もあります。 私が感じているセルフケアの基本は「無理をしない」「温める」「やさしく動かす」こと。 そして、食生活では炎症を抑える栄養やビタミンCを意識するようにしています。 不安が強いときは、早めに専門医に相談するのがいちばん安心です。

参考リンク

免責事項

本記事は個人の体験を交えた一般的な健康情報の共有を目的としています。特定の診断・治療を指示するものではありません。 症状が強い場合や不安がある場合は、必ず医療機関にご相談ください。

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