肩や首に力が入りやすい人が、疲れをため込みやすい理由
肩や首に力が入りやすい人は、気づかないうちに疲れをため込みやすいことがあります。体の緊張が続くと、だるさや重さ、休んでも抜けにくい疲れにつながることもあります。今回は、毎日を少しラクにするために見直したいことをお伝えします。
肩や首に力が入りやすいと感じることはありませんか
気がつくと肩が上がっている。首まわりに力が入っている。じっとしているだけなのに、なんとなく肩や首がこわばっている。そんなことはありませんか。
自分ではあまり意識していなくても、肩や首に力が入りやすい人は少なくありません。そして、そういう状態が続くと、体は知らないうちに疲れをため込みやすくなります。
体の緊張が続くと、休んでも疲れが抜けにくくなる
肩や首に力が入りやすい状態は、体がずっと軽く緊張しているようなものです。大きな痛みではなくても、力が入り続けているだけで体には負担がかかります。
たとえば、肩がこわばる。首まわりが張る。背中まで固くなる。そうした状態が続くと、座っていても、寝ていても、体が本当の意味で休まりにくくなります。
その結果、しっかり休んだつもりでも疲れが抜けにくい、朝から体が重い、なんとなくだるい、といった感じにつながることがあります。
まじめな人ほど、力が入りやすいこともある
肩や首の緊張は、姿勢だけでなく、気持ちの状態とも関係しています。
まじめな人。責任感の強い人。いつもまわりに気を配っている人。そういう方ほど、体にも力が入りやすいことがあります。
気を張る時間が長い。考えごとが多い。やることが次々に浮かぶ。そういう毎日が続くと、体も「休む」より「備える」ほうに傾きやすくなります。すると、肩や首の力も抜けにくくなっていきます。
肩や首だけの問題ではなく、全身の疲れにつながることもある
肩や首のこわばりは、その場所だけの不調で終わらないことがあります。
呼吸が浅くなる。頭が重く感じる。背中や腰まで張ってくる。疲れやすくなる。気持ちまで余裕がなくなる。そんなふうに、少しずつ全身のしんどさにつながっていくこともあります。
「肩こりくらいならよくあること」と思っていても、毎日続くと、日常生活そのものを重たくしてしまうことがあります。
力を抜くために、小さく見直せること
いきなり大きく変えなくても大丈夫です。まずは、肩や首が少しでもゆるみやすくなるようなことを、小さく取り入れてみてください。
たとえば、気づいたときに肩をすとんと下ろしてみる。
首をゆっくり回してみる。
深く息を吐いてみる。
同じ姿勢を長く続けすぎないようにする。
あたたかい飲み物や入浴で体を冷やしすぎないようにする。
こうした小さなことでも、体が少しずつ「力を抜いてもいい」と感じやすくなることがあります。
休んでいるのに気が休まらない方は、休んでいるのに気が休まらない人へ。体をゆるめる小さな習慣もあわせてご覧ください。
毎日を少しラクにするために
肩や首に力が入りやすい状態が続くと、疲れは少しずつたまりやすくなります。だからこそ、「このくらいなら大丈夫」とそのままにしすぎないことも大切です。
当院では、肩や首、背中、腰まわりのこわばりなど、体の緊張が続いているときの状態についてもご相談を承っています。毎日を少しでもラクに過ごすために、体を整えるきっかけにしていただけたらと思います。初めての方は、初めての方へもあわせてご覧ください。

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